テキスト・問題集に共通の最強の使い方
最強の使い方、それは、裁断してルーズリーフ化することです。以下の動画で、売られている本をそのまま使うデメリットと裁断したときのメリット、裁断方法をご案内します。勉強は宅建に限らず、頭と文明の利器を上手に使ってストレスを最小限にして継続するのがコツです。
最強の使い方とは?
こんにちは、宅建速報ドットコムです。 今日はですね、宅建のテキストと問題集の最強の使い方をご案内したいと思います。 最強の使い方とはですね、テキストを裁断して穴を開けて、ルーズリーフ化するということです。
1)寝っ転がって勉強
裁断したテキストですね。こちらですと、ベッドですとかソファに持って行って、こうやって片手で持ってですね、勉強することができます。
ルーズリーフ状になっていないと、これ片手で持つのが非常に大変なんですね。折返しができないですよね。 これですと、非常に片手で持って勉強しずらいですね。ルーズリーフ化してますと、片手で簡単に持てます。
2)机の上で問題集
次に、問題集を解く場合ですけれども、机の上で問題集を解く時の使い勝手を見てみます。問題集をやりつつテキストで 調べるときなんかはですね、こちらの問題集を開いて『ココがわかりません』てことで、はいココ(テキストの該当ページ)開きます。非常に不安定でこちら押さえなければならないですね。
一方ですね、こちら裁断されてますと『ココがわかりません』ていうときに、該当のページを開いて、もう安定してますね。ページが安定してます。
で、こうやって面積も半分ですみます。
ルーズリーフ化することでまだ良いことがありまして、自分で気づいたことなんかをですね、A5サイズのルーズリーフなんかがありますんで、これをですね、ココに挟み込んでメモ帳にすることもできます。こんな感じでですね、ベッドの上でも机の上でも折返しできることが勉強の効率を格段に上げるので裁断してルーズリーフ化することはもう絶対に必要なことだと思います。 それでは、ここからは裁断方法をご案内します。
3)裁断の実演
3-1.カッター
こちらを裁断していきます。
3-2.裁断機
はい、裁断します。裁断が終わりましたのでここに穴を開けていきます。
3-3.穴あけ
こんな感じで穴があけられます。
3-4.リング
さて、きれいに裁断できたので、穴にリングを通します。はい、これで完成です。
4)まとめ
はい、裁断することによってですね、片手で折返して持って使えるようになったので、非常に勉強しやすくなりました。 これでですね、ソファですとかベッドで片手で持って勉強することができます。非常に使いやすいんで、もしよろしければ やってみてはいかがでしょうか。はい、それでは今回の動画は以上となります。ご視聴いただきまして、ありがとうございました。失礼いたします。
宅建に独学で合格するテキストの選び方は過去問の問題数と勉強期間を勘案。
どうやって選ぶか?それは勉強の開始時期(宅建試験日までの期間)と、こなせる過去問数(収録数)を勘案して選ぶのです。以下の8冊のアマゾン宅建ランキング上位のテキストの中から勉強開始時期に応じた、『あなたに最適な教材』を絞り込みます。
主要【テキスト】一覧
10月の第3日曜日の本試験までの期間と過去問の収録題数を比較のうえ、逆算して【戦略的に選ぶ】ことで合格を手繰り寄せることができます!その具体的な【戦略的選び方】を以下に紹介。勉強開始時期を考慮したテキスト選びこそ受験成功の秘訣であり技術です。まずは準拠する過去問集から見ていきます。
あなたにおすすめの独学テキストを合理的・科学的・戦略的に決定する。
以下をご覧頂くと教材の選び方ひとつで『試験前にある程度の成否が予測できてしまって』います。根拠と戦略に基づいた適切な教材の選び方がいかに重要かご理解頂けるかと思います。
【テキストどれを選ぶか問題】に”ほぼ”終止符。学習期間と反復回数を勘案して表の勉強開始時期に該当する過去問集から逆算すると使用するメインのテキストはおのずと絞られてきます。同一シリーズのテキストと問題集は連動しており有機的に繋がっています。(問題集の解答、解説の欄にはテキストの参照ページが記載してあるものが多い。)学習期間に見合った適切なもの、可能であれば6回以上繰り返せるものを選んでの学習をおすすめします。
ただし、テキストは編集によって一冊のテキストでは理解できなかったが別のテキストの解説を見て読んだら理解できた、なんてことは普通によくありますので、テキストを複数冊購入するのは有りだと思います。というよりむしろ、不明点があったら解決策を別のもので探す、というのは学習するうえでの基本的な姿勢かと思います。
過去問の分量から逆算してテキストを選ぶ。なぜならば、一冊を完璧にする場合、過去問の分量で勉強期間が伸縮するからです。
勉強開始 | 過去問数相当年数 | 分野別過去問集(問題数) |
---|---|---|
1-2月 | 680題13年分 | TACスッキリとける(677題) 過去問宅建塾(677題) |
3-4月 | 550題11年分 | LEC出る順ウォーク問(550題) |
5-6月 | 300題6年分 | ユーキャンきほん(320題) TACみんなが欲しかった(315題) TACわかって合格る(305題) 日建学院どこでも過去問(301題) LEC合格のトリセツ(300題) |
なぜ過去問の収録数を意識してテキストを選ぶのか?
それは、同じ勉強時間でも、収録問題数が少なければ回転率が高くなり、記憶が定着して解答の確実性が上がるのに対し、問題数が多ければ回転率が低くなり、解答の確実性が低くなるから(あいまいにな記憶のまま試験日を迎えることになるから)です。
以下の動画でも合否を分けるポイントとして『知識の確実さ』が述べられています。(28:17~まとめ)
まとめると以下の事が挙げられています。
合否を分けるポイント
繰り返し出題される知識をいかに『確実に』身につける努力をしたか。
合格点付近のみなさんに実力の差はほとんどないが、基本的知識に関する『確実さ』に差がある。
限られた知識に絶対の自信を持つことができているのが合格者、若干の不安を抱えている方が1点届かない方
一日でも早く始めるのが一番の対策。
引用:LEC宅建試験早期スタートのススメPDF
3月4月に勉強開始できれば十分な問題数・回転数をこなせる。
上の比較の表から、4月までに開始すれば5月以降勉強を始めるライバルと比較して約250問の差をつけて断然有利ということが見て取れます。(もちろん1月から頑張っている方はさらに有利ですし5月以降に開始する方も時間的余裕があればこの限りではありません。)
5月以降に勉強開始の場合、問題数と回転数のバランスが重要。
テキストはどれも売れ筋ランキング上位の教材ですが、書籍によって約400問もの差があります。テキストのらくらく宅建塾は私を合格に導いてくれた大変優れた書籍ですが、これを使って例えば5・6月から学習を開始して準拠する過去問宅建塾をこなそうとしても繰り返し不足になり『消化不良』を起こして本番で選択肢を絞り込めません。過去問を繰り返した回数が合否を決定づけます。
試験まで一人ひとり残された時間は違うのに、もし残り時間を考えずに売れ筋のランキングやフィーリングだけで選んだら失敗する可能性が高まる×や△の選択をしかねないのが一目で簡単に読み取れます。
1月の勉強開始の書籍から順にシリーズごとに見ていきます。
あなたのスタート時期に応じて最適な書籍を絞り込むのが当ページのホスピタリティ。 次の表で勉強効率に影響するテキストと過去問の構成を比較します。どれだけ学習時のストレスを減らして勉強できるかどうかは重要な教材選択基準です。
開始の目安 | 過去問題数(毎年概ね) | テキスト分冊 | 過去問分冊 | 構成 |
---|---|---|---|---|
1-2月開始 | TACスッキリ(約680) | 4 | 5 | 見開き2題 |
過去問宅建塾(約680) | ×(1冊) | ×(3冊) | 見開き1題 | |
3-4月開始 | LEC出る順(550題) | ×(3冊) | ×(3冊) | 表裏1題 |
5-6月開始 | U-CANきほん(320題) | 4 | 3 | 見開き1題 |
TACみん欲し(約300題) | 3 | 3 | 見開き1題 | |
TACわかって(約300題) | 4 | 4 | 見開き1題 | |
日建どこでも(301題) | ×(1冊) | ×(1冊) | 見開き1題 | |
LECトリセツ(300題) | 3 | 3 | 見開き1題 |
※未発売の書籍は前年データ
1月から独学を開始するテキスト(準拠する過去問=13年分・677問)
テキスト/TACスッキリわかる宅建士(1冊を4分冊にして使用)
TACスッキリわかる宅建士中村式戦略テキスト 2024年度
- 初めてでも時間がなくてもわかる!うかる!テキスト1冊
- 2色刷り
- 3,190円
- 2023/11/26発売
準拠する過去問集(1冊を5分冊にして使用)
TACスッキリとける宅建士論点別12年過去問題集 2024年度
- 宅建業法:280問
- 法令上の制限:112問
- 権利関係:187問
- 税・その他:98問
- 合計:677問/2,860円
- 2023/1/27発売
見開きで2題
※『スッキリとける』は左ページの上下で2問掲載のため、右ページの解答解説を見るともう1つの問題の解答解説も視野に入りますが、付属の赤シートで解答を隠すこともできます。また、わずかですが(ページによっては十分)メモできるスペースもあります。
1月から独学を開始するテキスト(準拠する過去問=13年分・650問)
テキスト/らくらく宅建塾(1冊)
2024年版らくらく宅建塾
- テキストは1冊
- フルカラー刷り
- 3,300円
- 2023/12/7発売
準拠する過去問集(分野別に3冊)
2024年版過去問宅建塾(権利関係)
- 権利関係:217問/1,980円(2022/12/23発売)
- 宅建業法:234問/1,980円(2023/1/26発売)
- 法令・税その他:226問/1,980円(2023/2/18発売)
- 合計:677問/5,940円
見開きで1題
3-4月から独学を開始するテキスト(準拠する過去問=11年分・550問)
テキスト/LEC出る順宅建士(分野別に3冊)
2024年版 LEC出る順宅建士 権利関係
- 権利関係/2,530円(2023/12/8発売)
- 宅建業法/2,200円(2023/12/15発売)
- 法令上の制限・その他/3,080円(2023/12/22発売)
- 合計:7,700円
準拠する過去問集(分野別に3冊)
2024年版 出る順宅建士 ウォーク問
- 権利関係:169問/1,870円(2023/12/8発売)
- 宅建業法:180問/1,870円(2023/12/15発売)
- 法令・税その他:201問/1,980円(2023/12/22発売)
- 合計550問(公式サイト本試験問題対照表)/5,720円
表裏で1題
5-6月から独学を開始のテキスト1(準拠する過去問=5年分・約250問)
テキスト/ユーキャン・きほんの教科書(1冊を4分冊化して使用)
2024年版 ユーキャンの宅建士 きほんの教科書 豪華付録【でるとこ論点帖】フルカラー4分冊
- テキストは4分冊
- フルカラー
- 3,080円
- 2023/10/13発売
- 22年度版よりフルカラー、分冊化!
準拠する過去問集(1冊を3分冊化して使用)
2024年版 ユーキャンの宅建士 きほんの問題集【赤シートつき】3分冊
- 第1分冊 :権利関係:106問
- 第2分冊 :宅建業法:94問
- 第3分冊①:法令上の制限:70問
- 第3分冊②:税その他:50問
- 合計:320問/2,860円
- 2023/10/13発売
- ’22年度版以降70問増加し320問になり分冊化!
5-6月から独学を開始のテキスト2(準拠する過去問=6年分・300問)
テキスト/TACみんなが欲しかった!(1冊を3分冊にして使用)
TACみんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2024年度版
- テキスト3分冊
- フルカラー
- 3,300円
- 2023/10/6発売
準拠する過去問集(1冊を3分冊にして使用)
TACみんなが欲しかった! 宅建士の問題集 2024年度版
- 第1分冊/宅建業法:109問
- 第2分冊/権利関係:97問
- 第3分冊/法令上の制限:63問・税その他:46問
- 合計:315問/2,750円
- 2023/10/6発売
見開きで1題
5-6月から-その3(準拠する過去問=6年分・300問)
テキスト/TACわかって合格る(1冊を4分冊にして使用)
TACわかって合格(うか)る宅建士基本テキスト2024年度版
- テキスト4分冊
- フルカラー
- 公式サイト立ち読み
- 3,300円
- 2023/11/17発売
準拠する過去問集(1冊を4分冊にして使用)
TACわかって合格(うか)る宅建士 分野別過去問題集2024年度版
- 第1編/民法等:105問
- 第2編/宅建業法:90問
- 第3編/法令上の制限:73問
- 第4編/その他関連知識:37問
- 合計305問(公式)/2,750円
- 2023/11/17発売
見開きで1題
この書籍を使って合格された方
- ハウスマン様【】
- 宅建勉強法!私が3ヵ月で受かった勉強法を公開します。
勉強方法に同意できます。私もノートはとらず、空きスペースにメモする程度でおさめました。
5-6月から-その4(準拠する過去問=6年分・300問)
テキスト/日建学院どこでも学ぶ(1冊を3分冊)
日建学院(建築資料研究社)どこでも学ぶ宅建士 基本テキスト 2024年度版
- テキストは3分冊(全文PDFつき)
- 2色刷り
- 3,080円
- 2023/12/14発売
- 22年度版より分冊化!24年度より分厚い1冊へ逆戻り。
準拠する過去問集(1冊)
どこでも学ぶ宅建士 テーマ別厳選過去問
- 権利関係:94問
- 宅建業法:108問
- 法令上の制限:61問
- 税・その他・免除科目:18問
- 合計301問/2,530円
- 2024/1/12発売
- 21年度版より問題解答が【裏表】から【見開き】に改訂!
見開きで1題
5-6月から-その5(準拠する過去問=6年分・300問)
テキスト/LEC宅建士合格のトリセツ(1冊を3分冊にして使用)
2024年版 LEC宅建士合格のトリセツ
- テキスト3分冊
- フルカラー
- 3,300円
- 2023/10/6発売
準拠する過去問集(1冊を3分冊にして使用)
2024年版 LEC宅建士合格のトリセツ分野別過去問題集
- 第1分冊/権利関係:100問
- 第2分冊/宅建業法:100問
- 第3分冊/法令・税/その他:100問
- 合計300問/2,750円
- 2023/10/6発売
見開きで1題
この書籍を使うLECの講座あり。
補足
以上のセクションは2019/3/20に初めて投稿しました。【過去問数と試験日までの日数から逆算してテキストを選ぶ技法】は数ある宅建サイトの中でも当サイトオリジナルです。(日々、他サイトを研究しながらも当サイトの価値や独自性を追求して記事を作成しています。)
次は勉強の進め方と習熟の目安。目標は”これ以上速く解けない”レベル
問題を解くスピードと理解の深さは比例します。最初のうちはゆっくり勉強していても復習を重ねると自動的に解答スピードは上がるので意識する必要はありません。反復を重ねるとどれだけ速く解けるかが楽しみで逆に意識してしまうぐらいです。
勉強の開始時期に合った適切な過去問を選べば最低でも5~6回反復できます。時間があれば7~8回以上反復できます。勉強慣れした人にとっては当たり前に理解していることですが、初心者かつ独学の方の場合、3回程度の反復では【理解できた】ことで【定着した】と錯覚して油断につながり『こんなはずではなかった』という結果をまねきます。 1年に1回の受験チャンスを確実にモノにしましょう。
メモ
- 『これ以上速く解けない』レベルになって、そこから何回繰り返せるかが勝負。
- 『理解したつもりなのに試験で解答できなかった』ことは学生時代に経験されたかと思います。1年に1回の試験でしくじってはなりません。
勉強を進めるパターン
以下のメモのように複数ありますが、『いきなり過去問』以外ならどちらでもよいでしょう。最初の2つに関して、かかる時間と次の復習をやるまでに空く時間の間隔はどちらも同じです。
メモ
- テキストの1単元を読み終わってから
- テキスト1冊に目を通し終わってから
- いきなり過去問は経験者のみ
模試・年度別問題の重要性
独学だと1人で計画をたてる必要がありますが、最低でも模試1回または年度別の問題1年分は解いておくことをおすすめします。なぜならば解く順序によって1問1問の解答時間が延び縮みすることを体感として理解しておいた方が明らかに得策だからです。
例えば1問目~14問目は権利関係でじっくり考えて解答する必要があります。考えすぎると他の分野の解答時間が短くなってしまいます。そうするとあせって解答し、ミスをしてしまうということがおこります。そうならないためには宅建業法や法令上の制限といった解答しやすい問題を先に解き、残った時間で権利関係を解くというのが王道です。
【制限時間120分÷50問=1問あたり2.4分】すなわち平均2分半以下で解く必要があります。権利関係を最初に解いて時間配分を間違えると、他の分野で問題文を読んで4つの選択肢の正誤を判断する時間が1問あたり2分以下になる恐れがでてきます。
独学の私の場合は模試は一度も受けずに本番を迎えたので権利関係で考えて時間が過ぎているのに確信をもって選択肢を選べている解答が少ないことに焦りました。
そうならないためにも模試1回、または年度別の問題を1回解いておくと本番でも適切に時間配分できる感覚が体得できるでしょう。
メモ
- 権利関係は最後に解く!(特段の自信がある場合はこの限りではありません。)
宅建独学の勉強法ランキング常連のらくらく宅建塾を読んだ。
2010年当時、なぜ参考書は『らくらく宅建塾』を選択したのか? 理由は、数ある宅建資格のテキストの中で、常に上位にランキング(amazon)されていた参考書であると言う実績が根拠です。※ランキングは時期により変動 宅建合格者の口コミにより、一番の売上=一番の信用 という客観的証明です。お勧め度もナンバーワンです。※2021年度版は2020年11月予約受付開始、 12月発売予定。発売日までは予約として受付。
参考書を何を選ぶかで合否を左右しかねません。なぜなら、同じ情報を伝えるにしても解説の仕方や図解等、見せ方で理解の度合いが全く異なるからです。参考書が読み易いかどうかがやる気を左右しますので、慎重に選びましょう。合格者は上位約15%で、独学者のみならず、ライバルの多くがこの参考書を使っています。
もし、独学の自分は他書で法律を理解するのに時間を要したのに、多くのライバルはこのテキストですんなり理解していた、なんてことがあったら どうでしょう??すんなり理解できていれば、より多くの事を学習・復習でき、15%の合格ラインの勝負で負けることはないでしょう。
ライバルが理解していることを同じく自分も素早く吸収する、ということができて初めて勝負に挑めるのではないでしょうか。と言っても私の感想のほかにも、賛否両論がたくさんあるでしょうから、様々な意見を参考にご判断して頂いた方が納得のいく選択をして頂けるでしょう。
メモ
- 他の書籍をご利用の方はサブテキストとして理解を深めるための利用を推奨します。
- 今となっては書籍のランキングよりも試験までの期間から逆算して十分繰り返せる量の過去問集からテキストを選ぶ方がより重要だと感じます。
参考書を読んだら、『過去問宅建塾・壱弐参』を5回転した。以上!
このシリーズで学習した私の実際の得点→2010年(平成22年)合格点36点のところ37点でした。内訳は権利関係8/14 宅建業法17/20 法令上の制限6/8 その他の分野6/8各々の一冊の厚さにビビって圧倒されるのですが、安心してください。
1回目、2回目こそ、『進めるのに亀より遅いんじゃないか?こんなんで本当に独学で受かるのか?』と思うくらいのスピードで、特に1回転目は本当に忍耐が必要でした。1問(4肢)解くのに1時間もがかかる問題もありましたが、2回転目→1問30分、3回転目1問15分と回転数をこなす毎に解答スピードが格段に上がり、さらに理解が進んだ5回目頃には自分でも驚きの瞬殺レベルの解答スピードになっていました。(以下でも言及の分野別に3分冊に編集だから!)(テキストの学習時間も含めて、1日2時間程度で約半年が目安です。)
そう言う訳で、私は独学で模試も受けずに本試験で(全問解き終わった段階で)自信を持って勝負できました。
ちなみに、どんなに詳しいテキストや、おすすめだという参考書を使ったとしてもそれだけでは合格ラインに到達しません。過去問の演習を複数回することによって、知識の整理、記憶が促され、定着します。そして過去問をこなした回数が、選択肢を一つに絞る力をつけます。(過去問の演習量が少ないと、他の選択肢に惑わされます。)
2回転目以降、勉強を進めるほど、どんどんラクになります。
問題の難易度にもよりますが概ね以下のグラフのイメージです。1問あたり問題文+4選択肢の場合。
過去問宅建塾の2つの特長①問題数の充実 ②分野別編集
その過去問数が最も充実しているものが『過去問宅建塾』シリーズです。宅建試験は50問ですが、過去15年分、壱弐参3冊合計で約750問収録の問題集です。
なので、過去問を解くと、『テキスト』+『過去問の解説』を合わせて、最高の相乗効果を発揮するので、テキストのらくらく宅建塾についての、賛否両論の最も多い『否』の意見、『内容が薄い』というのは、全く参考にしなくて大丈夫です。(実行して独学合格した私の意見なら、説得力あるでしょ!ね!)
また、分野別に編集されていて、知識の整理、記憶のしやすさも長所です。ページをめくるたびに新しい問題なのかと思いきや、宅建試験の問題は過去問の焼き直しが多く含まれている為、選択肢は前のページの復習になっているのです!これが『あ、これさっき(昨日)やった問題と同じだ!』という時間を空けない復習になり、暗記を促進してくれ、特に3回転目以降になってくると、思いのほかサクサク進みます。参考書を参照する回数も減ってきます。このころ、独学でもイケる!と自信がじわじわ湧いてきます。これが分野別編集の問題集の強みと言えるでしょう!
問題集の学習の最初のうちは年度別に編集している過去問では、同じ分野の問題があっちのページにあり、こっちのページにあり、と分散されてしまい、分野ごとに体系的な整理、記憶がいくぶん困難になるかと思われます。過去問宅建塾壱弐参の3冊で『LECの過去問3冊(10年分500問)+模試5回分』に相当する問題数なので、私は模試も予想問題集も一度も解いていません。過去問宅建塾3冊で十分な問題数をまかなえるんだもん。解説も概ね分かりやすかったです。
テキストを見返しても理解できなかったところ等はYahoo!知恵袋で解決しました。(試験本番で使ってはいけませんよ!)知恵袋は宅建独学者必須のツールですね。だから、通学で次にスクールに行って講師に質問するより、24時間回答受付で、早く複数の回答をもらえるので、マルチオピニオンで回答もほぼ信頼できます。
勉強期間により参考書を選ぶ/期間が短ければ過去問10年分
過去問宅建塾は15年分の分量があるので、法律を学んだことが無く、かつ勉強期間が3か月以下の人には向かないと思います。 短期で合格を目指す方はTACやLEC、日建学院等の過去10年分の問題集が付属しているテキストで学習するのがよいでしょう。
メモ
- あくまでも試験までの残された期間を中心に考え、そこから逆算して十分繰り返せるものを選ぶのが賢明。
- 10年分を最低でも5-6回反復する時間がなければ必然的に6年分に対応したシリーズを選択。
らくらく宅建塾・過去問宅建塾参考書は使い勝手を良くして使う!
参考書や教材を買ったら、まずすることです。あなたも、とっくにやってますか?(汗)
表紙の裏は語呂合わせのページになっているのですが、必要なところに書いてあるので見えなくなってしまっても大丈夫でした。
※参考書や教材の使い方はこのページの冒頭の使用方法に進化しました。
宅建合格は科学技術であることをまず理解する。
2018/10/30記。科学技術とは、こうすれば必ずこの結果になりますよ、という方程式のこと。不合格の理由は勉強不足しかありません。逆に言えば、『復習を十分こなした勉強が確保できれば受かる』ということです。つまり、その復習時間を確保するのがポイントで『いかに早い時期に勉強を開始するか』が合格のカギです。
9月、10月になったら勉強量を増やそうとするのは得策ではありません。その時期になって時間がないとか急きょ用事ができたという言い訳をするのをあらかじめわかったうえで、前もって戦略を立てます。
まず、そもそも宅建合格のメリットがあなたの人生で本当にほしいのか考えます。
もしほしい、と思われたのなら今すぐ勉強を開始します。アドバンテージを長く享受するためにも善は急げ、思い立ったが吉日です。それでは、10月の決戦日に余裕をもって挑める計画を示します。
9月、10月になっても勉強量を増やさないでいいように1月~4月までに勉強を開始し、8月までに勉強を完成(過去問5回転)させておくことが理想です。
勉強の始めたては理解に時間がかかりますが、同じ範囲の勉強でも回数をこなすほど勉強時間は少なく済みます。復習回数が少ないとあいまいな記憶をもとに考えるので試験で時間が無くなります。復習回数が多ければしっかりした記憶をもとに迷うことなく自動的に判断できるので試験時間が足りなくなることもほぼありません。
4回目の復習(=5回転)での合格は半分まぐれ(不思議な合格)です。試験本番で選択肢に迷います。
5回目の復習(=6回転)からが勉強の本番と考えたほうがよいかと思います。理解しただけでは定着しておらず判断に迷いが生じるからです。
6回転以上の勉強なんて大変なんじゃないかと思いがちですが、『問題を解くのにこれ以上早くならない』最速レベルに到達します。そうすると過去問1年分の50問を1時間以内で解ける『見た瞬間に正誤を指摘して楽勝で問題が解けるレベル』になります。
8月までの『新しいことを理解して問題が解けるようになってきた』→9月、10月は『一日1~2時間の勉強時間を確保し問題に目を通して復習し、記憶の定着』にシフトします。たまに模試を受けて時間があるときに模試の復習しておくのが理想の合格への道のりです。
実力の定着は『繰り返されるものは自動的に覚えるという科学』であり、『繰り返す勉強時間を捻出する時間管理の技術(未来を見据えて早く始める)』と合わせれば不合格の理由を並べたてずに合格するのではないかと考えます。
それではあなたの健闘を祈ります!2021/10/17(日)当サイトトップページでお待ちしています!